アレルギーの原因ともなるダニ。
そんなダニの被害を軽減するべく、ダニ対策として注目されているのが布団乾燥機と布団クリーナーです。
ダニは目に見えないので、どちらも効果が気になるところですが、果たしてどっちを買うべきなのか迷いませんか?
結論としては、ダニ対策を考えるなら両方必要です。
なぜなら、布団乾燥機と布団クリーナーはその役割が違うから。
本当にダニを退治しようと思ったら、どっちか一つだけでは不十分なんです。
ただ、やはり両方買うとなると金銭面的に厳しいですよね・・。
ですので、言ってることは分かるけど両方は無理!!
という方におすすめするのは、布団クリーナーです。
なぜどちらかを選ぶなら布団クリーナーなのか。
布団乾燥機と布団クリーナーの違いについて詳しくお伝えしていきます。
おすすめの布団乾燥機や布団クリーナーも紹介しますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。
布団乾燥機と布団クリーナーどっちがダニ対策に効果的?
アトピーや様々なアレルギーの原因ともなるダニ。
小さなお子さんのいるご家庭は特に気になりますよね。
にっくきダニをやっつけるのに、どっちが効果的かというと、答えはズバリ両方!です。
ダニ対策を徹底するには、両方使うのがベストなんです。
それはなぜか。
布団乾燥機と布団クリーナーでは働き・役割が違うからです。
布団乾燥機の働きと特徴
布団乾燥機はマットレス(敷き布団)と掛け布団の間に熱風を送ることで布団を乾燥させます。
外気や人間の汗などの湿気を吹き飛ばしてくれるんです。
ダニは湿度60%以上の湿気の多い環境が大好き。
つまり、布団乾燥機を使って寝具を乾燥させておくと、ダニの発生を抑えることに繋がるんです。
さらに、乾燥させることで湿気からくるカビの発生も防いでくれます。
そして何より大きいのは、既にいるダニを熱風で死滅させてくれることですね。
布団乾燥機の主な特徴がこちら。
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布団乾燥機は熱でダニをやっつけてくれます。
が、撃退された後の死骸・・
これらはそのまま布団に残ってしまうんですよね。
ダニの死骸や糞はアレルギーの原因。
きちんと取り除くことが重要になります。
そこで布団クリーナーが必要になるんです。
布団クリーナーの働きと特徴
布団クリーナーは、一言で言うと布団用の掃除機です。
布団やマットレスに溜まったホコリやダニ、髪の毛を吸い取ってくれます。
でも、布団やマットレスを乾燥させることは出来ません。
ということは、ダニが発生しやすい環境は変えられないということ。
そのため、こまめに布団クリーナーをかける必要があります。
ダニが発生しやすい環境とは?
ダニは高温多湿な場所が大好きです。
温度が20〜30℃あり、湿度が60%以上の場所はダニにとってまさに天国。
そして人間やペットのフケやアカ。
それから髪の毛、被毛、食べ物のカス。
これらはダニにとってご馳走です。
温かくて湿気があって、ご馳走のフケや髪の毛がばら撒かれた魅惑のパラダイス・・
それがお布団やベッドなんです!
つまり、お布団はどうしてもダニが発生しやすい場所と言えます。
ダニを死滅させる温度は?
ダニを死滅させるには、50度以上の温度が必要です。
50度以上で何分間布団乾燥機をかけ続ければ死滅するのかは、諸説あります。
ですが最低でも30分はかけた方が良いでしょう。
ちなみに60度以上なら15分程度で死滅します。
そのため、布団乾燥機を買う場合は50度以上出せるか。
もしくはダニ退治モードがあるかどうかを確認しましょう。
ダニ対策に効果的なおすすめ布団乾燥機
布団乾燥機には2タイプあります。
マットありとマットなしです。
マットありはホースの先にマットが付いていて、このマットを布団(マットレス)に広げて布団を全面的にしっかり乾燥させてくれます。
ムラが少ないのでダニに逃げ場所を与えません。
対してマットなしは最近主流になっていて、マットが無い分本体がコンパクトになっています。
まずはマットありのおすすめからご紹介します。
マットあり:三菱電機『ふとん乾燥機(AD-X50)』
こちらの布団乾燥機の特徴は布団と枕の両方を乾燥できるWマット。
マットを折りたたむとTシャツや小物などを乾燥することもできます。
ちなみにマットの大きさは180×120cm、セミダブルくらいのサイズです。
また、専用ノズルに切り替えることで長ぐつ・くつを乾燥させることも可能!
これで梅雨時期の中々乾かないジメジメ靴もカラッとさせることができます♪
リーズナブルなお値段なのに、しっかりダニ退治モードもあって、布団だけでなく靴も小物も乾燥させることが可能。
コスパ最高の布団乾燥機です。
マットなし:レイコップ ふとん乾燥機 RFK-100JPWH
あの布団クリー名で有名なレイコップから出た布団乾燥機です。
なんかもうレイコップというだけで信用できる感じがするのはわたしだけでしょうか。
そんな感覚だけの話ではなく、実際に最高75℃の高温が出せるパワフルさでダニを死滅させます。
通常ノズルなしタイプだと、熱風の当たりムラが心配になりますよね。
でもこちらは専用アタッチメントを取り付けることで、布団の隅々まで熱風をダイレクトに送ってくれるんです。
もちろん靴の乾燥もOK。
そして本体は小型で超軽量。
すっきりしたデザインなので、どの部屋に置いても違和感ありません。
ダニ対策に効果的なおすすめ布団クリーナー
やはり布団クリーナーと言えばレイコップ。
こちらは2023年の新型モデルです。
やはり特筆すべきはたった3分でハウスダスト除去効率99%以上という驚くべき数字。
それは1分間に29,800回転もするたたき出し機能のおかげ。
布団の中に入り込んだダニもホコリも髪の毛もラクラクに吸い取ってくれます♪
布団乾燥機と布団クリーナー両方使う時の順番を紹介!
もし布団乾燥機と布団クリーナーの両方を持っている人は、使う順番に気を付けてください。
- 布団乾燥機を50度以上にして30分以上かける(ダニ退治モードがあればそれを使う)
- 布団クリーナーを布団の隅々までかける
この流れで行ってください。
まずは布団乾燥機でダニをやっつけてから、最後に掃除機(クリーナー)で吸い取っちゃうイメージです。
ダニ対策には布団乾燥機と布団クリーナーの併用がベスト
という訳で、おさらいになりますがダニ対策を徹底するなら布団乾燥機と布団クリーナーの併用がベストです。
その理由は、布団乾燥機と布団クリーナーではその役割が違うから。
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どちらか片方では正直不十分なんです。
ただ、どっちかを選ぶのであれば布団クリーナーをおすすめします。
なぜなら、布団乾燥機でダニを死滅させても、その死骸が残っていれば結局アレルギーの原因になってしまうから。
それなら布団クリーナーをこまめにかけて、日ごろからダニが発生しにくいようにしておきましょう。
布団乾燥機と布団クリーナーどっちがダニ対策に効果的?まとめ
今回の記事では
- 布団乾燥機と布団クリーナーどっちがダニ対策に効果的なのか、とその理由
- ダニが発生しやすい環境
- おすすめの布団乾燥機と布団クリーナー
- 両方使う場合の順番
をお伝えしてきました。
布団乾燥機や布団クリーナーはどっちが効果的なのか。
結論は両方必要でした。
なぜなら布団乾燥機はダニを退治するけど死骸はそのまま残る。
布団クリーナーはダニや髪の毛を吸い取ることができるけど、湿気は取れないのでダニが発生する環境は変えられない。
とそれぞれメリットデメリットがあり、両方使うことで互いの不足部分を補うことが出来るからです。
それでも、いきなりどちらも購入するのは家計にとって痛手ですよね。
ですのでどちらかを選ぶなら、まずは布団クリーナーを使ってください。
その理由は、ダニの死骸やフンがアレルギーの原因になるからです。
優先すべきはダニを取り除くこと!
まだどちらも持っていない方はぜひ布団クリーナーを。
すでにクリーナーを持っている方はぜひ布団乾燥機を買う時の参考にしてみてくださいね。