入学式の服装ママが着物だとやりすぎ?失敗しない色や柄の選び方を紹介
入学式はお子さんの晴れ舞台。
そんな素晴らしい日には付き添うママも素敵な服装で参加したいですよね。
人生に数回しかないその特別な日を飾るのに、着物を考える人も少ないと思います。
しかし、すっかり着物を着る人が少なくなった現在では、逆に着物だとやりすぎ感がでるのでは?と心配になる人も。
ハッキリ言います。
まったくやりすぎなんてことはありません!
むしろ着物が本来の正当な正装と言ってもいいのです。
ただ、選び方にポイントはあります。
それを無視してしまうと、子供よりただ自分が目立ちたいだけの「やりすぎ」ママになってしまいます。
ですので今回はどんな着物を選べばこの晴れ舞台にふさわしい服装の素敵ママになれるのか、選ぶポイントをお伝えします。
来ている人が少ないからこそ、着物を着こなす素敵なママの姿は周りの人からも何よりお子さんからも印象に残るでしょう。
親が付き添える入学式は子どもの人生の中でたった数回。
特別な日を飾るのにふさわしい着物を着て、お子さんと素敵な入学式を迎えてくださいね!
入学式の服装でママが着物はやりすぎじゃない!
はい!
入学式にママが着物を着ている。
全っ然やりすぎではありません!
むしろ素敵です。
今ではスーツなどの洋装が当たり前になってしまっていますが、着物、和装は本来の日本の正装です。
お祝い事などの時は着物が当たり前だったんです。
それに、みんながスーツを着ているからって自分も当たり障りのないスーツで無難に・・
なんてつまらなくないですか?
今や着る人が少ないからこそ、着物を着こなしている女性は目を引きます。
ぶっちゃけ、着物着てるだけで3割増しに見えますよ!(わたし調べ)
これはお祝い事に限らず、普段も着物でお出かけして意味なく周りから褒めてもらっているわたしが保証します!
なぜかと言うと。
日本人の中には着物は美しいものだという認識が根付いているから。
だから美しいものを着ている人も美しく見えるんです。
もしもあなたがまだ着物を着ることに悩んでしまうなら。
まずはなぜ着物はやりすぎかな?と思ってしまったのか、なぜそう思う人がいるのか。
理由を知ってください。
着物が「やりすぎ」と言われてしまう原因
呉服屋さんが取ったアンケートでは、卒業式や入学式と言った式典に着物を着てみたいと答える女性は多くいました。
では、なぜいざ着ようとなると「やりすぎになる」?と気になってしまうのか。
着物を「やりすぎ」だと感じるのにはいくつか理由があります。
- 変に格調高い着物を着ていて逆に入学式にふさわしくない
- 着物の色や柄が派手すぎる、季節感がない
- 着物が年齢に合っていない
- アクセサリーやバッグが派手すぎる
- 髪型が派手すぎる
おわかりでしょうか。
要は、派手過ぎるのがNG
ということなんです。
でもこれって、着物だけに限らず洋装でも同じですよね?
いくら良いスーツでも、ラメがえげつなかったり、ゴテゴテしたアクセサリーをこれでもかと付けていたら。
「うわ~・・」って思いませんか?
きっと、洋服だと身近だから気が付きやすい。
けど、着物は馴染みが無さすぎて何が派手になりすぎているのかわかりにくいのだと思います。
着物は着る人を華やかにしてくれる。
でも、度を過ぎた華やかさは「やりすぎ」と受け取られてしまうのです。
「華やかさ」と「派手さ」は似てるようで全く違うんですよね。
入学式にふさわしくない着物のチョイス
着物が「やりすぎ」と言われる、思われる原因は「派手すぎる」こと、とお伝えしました。
ここでは具体的にどういう色や柄が派手になってしまうのかを説明します。
まず色。
黒や金や原色はNGです。
確かに黒の留袖は着物の中でもっとも格調高い礼装ですが、入学式には合いませんよね。
そして柄。
着物は季節感を大切にしますので、季節外れな柄はNGとなります。
例えば、春なのに紅葉の柄の着物をチョイス・・とか。
あとは柄が前面に出過ぎているものも控えた方が良いでしょう。
つまりまとめると、着物と言っても洋装と同じで「派手すぎず季節感を意識する」
のがポイントです。
入学式の服装ママはこの着物を選んどけば間違いない!
着物の格とか色とか柄とか、正直いろいろ言われてもわかんないですよね。
わたしもわかりません!
なので、とりあえず「付け下げ」か「色無地」を選んどけば間違いないです。
すごく簡単に言うと、付け下げは柄が控えめ。
色無地は名前の通り色つきの無地です。
訪問着は確かに式典にふさわしいし華やかですが、柄が広めに入っているものが多いので、派手になり過ぎる可能性が高くなります。
付け下げか色無地なら、「あくまで主役は子どもですよ」と少し控えめに、でも品があって華やかになれます。
あとは色を選んでいきましょう。
ママの年代別で見る色とデザイン
20代後半や30代のママなら柔らかくて明るい色がおすすめです。
春らしい薄いピンクやクリーム系なら間違いないですね。
40代以降のママは落ち着いた色合いを。
薄めのグレーやグリーン、水色など。
薄紫も品があって素敵ですよ。
どの年代も薄めのお色味がポイントです。
初めてのお祝い事着物でドキドキならまずは薄めのカラーで攻めると失敗しにくいです☆
柄も前面にしっかり出ているものよりは、裾の方に少しあるくらいのものが「やりすぎ」感がありません。
入学式の服装でママが失敗せず着物を着るにはレンタル+美容院を選ぶべし
着物を着よう!
と決めても、訪問着なのか付け下げなのか・・色は・・柄は・・とイチから決めていくのは大変ですよね。
途中で嫌になってしまいそう・・。
まして着物だけじゃなくて帯や小物類まで選ぶとなったら、素人さんには頭パンクものです。
そんなわずらわしさを一発で解決してくれるのが、着物レンタル+美容院なんです。
着物レンタルなら悩まなくていい
レンタルの最も良いところは着物と帯がセットになっているところ。
お店によっては草履やカバンまでセットになっているところもあります。
ですので、実店舗があれば直接お店を、ネットであればHPをしっかり見て好みのデザインを選ぶだけでOK。
草履やカバンなどの小物はどう選んでよいかわからなければ、お店の方に聞いてみてください。
「着物はこれにしようと思ってるんですが、小物はどういうものを合わせたらいいですか?」
こんな感じで質問すれば、快く教えてくれると思います。
レンタルをする際は、着物と帯の他に腰紐や帯板、帯枕などもセットになっているのかを確認してくださいね。
着物が初めての方だとお家に着物道具があることは少ないと思います。
レンタルに何がセットになっていて、何を自分で用意しないといけないのか、をしっかり事前に確認しておいてください。
低コスト&手間いらずのレンタル着物を美容院で着付けてもらうがベスト
着物一式がレンタルできたら、あとは美容院で着せてもらいましょう!
ハッキリ言っておきます。
素人がいきなり帯を結ぶのは無謀です・・!
なんとか着物は着れたとしても、帯が・・帯が最大の難関として待ち構えているんです。
わたしも何度もYouTubeを見て自分でやってみようとしましたが、挫折しました。
スマホ見ながらやってみても、合わせ鏡のように反転するので向きがわかりにくいんですよね。
何日も前から練習する時間と根性のある方ならいいと思いますが、ほとんどのお母さんは前日までお子さんの準備もあってバタバタのはず。
そんな状態で当日の朝に悠長にYouTube見ながら帯なんて締めれませんよ!
とっととプロにお任せして着せてもらうのが間違いないです。
美容院なら髪の毛もセットしてもらえますしね。
年に数回しかないお子さんの晴れ舞台です。
時間と手間をお金で買っちゃいましょう!(言い方)
入学式の服装ママが着物だとやりすぎ?まとめ
今回のテーマの結論はズバリ、「着物はやりすぎじゃない」です!
むしろ着物を着ることで周囲やお子さんの評価はめちゃくちゃ上がります。
なによりママのテンションもアップ。
良い女気分になれちゃうのが、個人的には着物の密かな魅力だと思っています。
ただ、柄と色に気を付けるべし。
柄や色が派手だと、それは「やりすぎ」になりますよね。
これは着物に限った話ではなく、洋服でも同じです。
ただ着物はみなさん馴染みがないので、よくわからなくて敬遠してしまうのではないでしょうか。
着物に初めて挑戦するママが入学式で着物を着るなら、圧倒的にレンタルと美容院の組み合わせがおすすめです。
レンタルなら1回だけだから気兼ねがないですよね。
何より着物を選んで、帯を選んで、草履は・・カバンは・・と選びまくらなくてよい。
これが何より大きいと思います。
なるべく色々セットになっているものを選ぶと楽ですね。
そして最大の難関は帯締めや着物を着ることなので、これも美容院に丸投げしちゃいましょう。
めちゃくちゃ忙しい朝に初めても着物着て帯を締めるなんて、ハッキリ言って自殺行為です。
せっかくのお子さんの晴れ舞台なんですから、ここは割り切ってお金をだしてプロに丸投げしましょう。
髪の毛もセットしてもらって、飛び切り素敵なママに変身してください☆