『幽☆遊☆白書』がNetflixで実写ドラマ化され注目を浴びています。
原作とはまた別物として、すごく面白い作品に仕上がっていたと評判ですね。
そのドラマを見たら久しぶりにアニメの『幽☆遊☆白書』を見直したくなった方も多いのではないでしょうか。
今回はアニメ『幽☆遊☆白書』で浦飯幽助を務めた声優、佐々木望さんに注目しました。
『幽☆遊☆白書』の浦飯幽助や『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のハサウェイ・ノアが代表作の佐々木望さん。
元々はハイトーンボイスが特徴でした。
しかし、ある時から一転、別人と思うほど低めの声に変わってしまったことでも知られています。
なぜそんな声変わりが起こったのか?原因はなんだったのか。
今回はそんな佐々木望さんの声変わりの原因について調べてみました。
佐々木望の声変わりの原因は?
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— 佐々木望 Nozomu SASAKI (@nozomu_s_staff) January 31, 2024
別人とも思えるほど変わってしまった佐々木望さんの声。
なぜそうなってしまったのでしょうか。
それはズバリ、のどの炎症が原因です。
では、なぜ声のプロでもある声優さんが、のどの炎症を起こしてしまったのでしょうか。
佐々木望さんがのどの炎症を起こしてしまった理由は、こう言われています。
「ある作品でのどを非常に酷使したため」
ご本人は「作品に迷惑をかけたくない」という意向があり、その作品名は公表していません。
しかし・・、どう考えても『幽遊白書』の叫びが原因なんですよね・・。
幽遊白書はバトルシーンが多々あるので、かなりの叫ぶことがありました。
正直、イチ視聴者(いやガチガチの幽白ファン)としても、だんだん幽助の叫び声が辛そうなのが気になってました。
「霊丸(れいがん)」も声が裏返ってたし・・
当時中学生のわたしですら「佐々木さん声出てないなー・・」って思ってましたもん。
声変わりの原因について本人の見解
佐々木望さんご本人も声変わりの原因はのどの炎症だった、と認めています。
しかし、どの作品が理由だ、とは一切言っていません。
ご本人は、声変わり(のどの炎症)の原因は、声出しの訓練などをほとんどしないまま売れっ子になったことだと言います。
プロになってからもずっと自己流の発声をしていたこと。
これらの理由で声帯に負担がかかっていたんだろうとおっしゃっていました。
のどに負担をかけない発声が出来ない。
その状態で叫ぶシーンが多い作品を長期間続けていた。
さらに声優の仕事だけでなく歌手活動でも多忙だったため、かなりの無理がかかってしまったようです。
確かに『幽遊白書』に出ていた3年の間には『キャプテン翼J』や他のスポーツ漫画作品の出演もありました。
バトルものやスポーツものは、普通に話すシーンより技名とか人の名前とか叫ぶことが多かったりしますよね。
それが続いてしまうとのどへの負担は大きくなると思います。
ましてそこに各地でのライブやアルバム収録が重なっていたとなれば、なおさらです。
そういったことから、佐々木望さんは徐々に声が出なくなっていきました。
実は・・なにを隠そう私も持ってましたよCD!!
忘れもしない、1992年に発売されたアルバム「rumblefish」です!
当時、友達に「どんな曲聞いてるの?」ときかれ、この曲を聞かせたところ
「?ふ~ん」
と少し不思議そうな顔をされたことを思い出します・・。
ふふ。
それより当時はCDをカセットにダビングして聞いてたんですよ・・
カセットて・・
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佐々木望の声変わり、いつからどう変わった?
佐々木望さんのハイトーンボイスが、ある時から急にとても低くなりました。
低くなったと言うか、かすれたと言うか。
それは、1990年後半頃からでした。
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佐々木望の声変わり、どんな風に変わった?
声変わりする前の佐々木望さんはハイトーンが特徴でした。
ザ・少年!!という感じの声です。
佐々木望さんと言えば、『幽遊白書』の浦飯幽助を思い出す方が多いのではないでしょうか。
覚えていますか?
「浦飯幽助」の割と高めの声でしたよね。
その他の役柄もほぼ高めの声が印象的です。
そのハイトーンが佐々木望さんの特徴であり魅力でした。
それが、声変わり後は別人と思う程声が低くなりました。
知的で落ち着いた大人の男性役がとてもよく合っています。
正直、以前は正直どの作品を見ても「佐々木望だ!」ってすぐわかる声だったんですよね。
悪い言い方をするとどの役を演っても変わり映えしないと言うか・・
それが、現在では以前の佐々木カラーも残しつつ声の幅が広がっています。
わたしは今の声の方が好きです!
下記の作品は、エンディングで佐々木望さんだと知って特に驚きました。
『MONSTER』のヨハン
『DEATH NOTE』のメロ
『からくりサーカス』のギイ・クリストフ・レッシュ
特に『からくりサーカス』のギイはクレジットを見るまで佐々木さんだと気付きませんでした!
それまでは、ご本人は立派な大人の男性なのに、正直佐々木さんの大人の男性役は想像がつかなかったんです。
実際、2000年以前は佐々木さんが担当するのはほぼほぼ少年役ばかりだったと思います。
しかしベテラン声優さんに対してとても失礼なのは重々承知で言わせていただくと。
現在は声の印象が変わり、と同時にすごく演技がうまくなられた感じがします。
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佐々木望のどの炎症を経てからの変化
ひどいのどの炎症で一時は声が出なくなった佐々木さん。
自分の声優としてのキャリアは終わっても仕方がないのかも、と考えたこともあったとか。
しかし、やはり大好きな仕事。
発声方法や演技の勉強を始め、何とか声が出せるようにと取り組みました。
できることは全部やろうと、決められたんですね。
時にはボイストレーニングを頑張りすぎて余計に声が枯れてしまったこともあったそうです。
でも、そうやっていろいろ試行錯誤しながら学び直して行った結果、少しづつ声の状態が改善。
何年もかかったものの、声に変化が見られるとだんだんトレーニングや勉強が面白くなってきたそう。
佐々木さんは当時でも芸歴は20年近くになるベテラン声優でした。
にもかかわらず、地道に一から基本のトレーニングを積み上げ新しい魅力を身につけたられた。
まじめで、努力を楽しむことができる素敵な方なんだなと感じました。
わたし、正直昔は幽遊白書好きが高じたミーハーファンでした(汗)。
だって本命は桑原だったんだもん!
しかし、今回の記事で佐々木さんのことを色々調べるうちに、本当に佐々木さんのファンになりました!
2013年に東大法学部に合格された話も、佐々木望ファンをさらに増やすと思います!
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佐々木望プロフィール①元大人気アイドル声優
佐々木望(ささきのぞむ)さん、実はデビューしてすぐの頃テレビでも取り上げられるほどの大人気アイドル声優でした。
少しプロフィールを紹介します。
1967年1月25日生まれの56歳。※2023年10月現在
広島県出身です。
代表作には『幽遊白書』の浦飯幽助『AKIRA』の鉄雄などがあります。
デビュー2年後に出演した『鎧伝侍トルーパー』が異様なまでに女性ファンを獲得。
トルーパーのメインキャラ5人で結成された声優ユニット「NG5」はアイドル声優として絶大な人気を誇りました。
CDの売り上げも爆発的で、当時の声優物としては異例だったそうです。
さらに佐々木さんが演じた「毛利伸」は『鎧伝侍トルーパー』の中でも一番人気のキャラクター。
「NG5 」全盛期は相当モテたと思います。
甘い顔立ちと高い声、歌のうまさ、まさにトップアイドルでしたね。
当時ニュースで流れたNG5のライブに行ったファンの女性が歓喜の声を上げて失神する姿は今でも強烈に覚えています・・。
ちなみに、当時の愛称は「王子」。
あだ名を付けたのは同期の林原めぐみさんです。
実際NG5のコンサートや握手会では感極まって失神するファンの方もいましたので(しかも結構な数!)「王子」は正に、といった感じでしたね。
佐々木望さんが東大合格について書いた初の著書↓
佐々木望プロフィール②結婚について
アニメヲタクだけではなく、一般女性からも大人気だった元祖アイドル声優の佐々木さん。
全盛期は相当モテたはずです。
ご結婚はされているのでしょうか。
調べてみましたが、佐々木望さんは結婚や彼女と言ったプライベートについて一切公表されていませんでした。
匂わせも特にないようなので、プライベートは徹底して守る主義なのかも知れません。
もしくは本当に結婚相手も彼女もいらっしゃらないのか・・。
謎に包まれています。
気になりますね··!
情報がわかり次第また更新したいと思います。
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まとめ
佐々木望さんの声変わりの原因は?いつからどう変わったのか、についてお伝えしました。
元々ハイトーンが特徴だった佐々木望さんの声変わりの原因。
それは叫びが多い作品への出演とライブが重なり、のどを使い過ぎてしまったからでした。
声優にとって致命的とも言える「まともに声が出せない」状態。
それでも佐々木望さんは地道に声と芝居に向き合ってトレーニングを開始。
以前よりだいぶ声は低くなりましたが、演技の幅が広がって新たな魅力が生まれた気がします。
今は若手声優さんの勢いがすごい時代ですが、もっと佐々木望さんのような中堅?声優さんの活躍が見たい!
若い人にも知って欲しい!と思う昭和世代でした。